やす子の太陽(1)

「明るく、貧しく、見苦しく!!」底抜けに明るく底抜けに貧乏な斗器(とき)家の次女・やす子は、今年高校生になったいつも明るく活発な女の子。
家族も友人も変人ばかりなのが悩みのタネ。
これはある家族を通して描く愛の戦いの記録である。
ふんどしをしめなおして読め!!三女・よし子が同級生に「お前のオヤジはウチでゴロゴロしてるだけ」とイジめられたということを知った父・始(はじめ)は、「外でもゴロゴロしてるぞ!」と実践してみせるが、トラックにはねられ意識不明の重体に!! しかし家族の懸命な看病によってなんとか回復した父は、まるで別人のように生まれ変わっていて……。
やす子のクラスメイト・剣野景子(けんのけいこ)は剣道部主将。
しかし試合で1勝もできないほど弱い剣道部は、教頭によって廃部に追い込まれようとしていた。
そんな教頭の横暴ぶりを見たやす子は「今度の大会で日本一になれなかったら潔く廃部します!」と約束してしまうのだった!! ……剣道部でもないのに。
やす子が殺しかけたボーイフレンド・みのるの母親と、やす子の母・幸子(シャチコ)の間には浅からぬ因縁があった……!! そして20年前につけられた顔の傷の恨みを晴らすため、みのるの母は幸子のもとに強力な刺客を送り込む!! ――底抜けに明るく、底抜けに貧乏で、底抜けに見苦しい斗器(とき)家の物語、完ケツ!!最近龍三郎の家に、夜になると家中に響いてくる、すすり泣くようなコワーイうめき声。
そのせいで、龍三郎は毎日寝不足。
パパもママも寝不足みたいで、疲れた顔をしている。
でも、うめき声のことを聞いても、2人とも全然知らないという。
学校の友達のケンちゃんやリエちゃんに相談してみても、「エッチしてるんじゃなーい?」などと無責任な答えが返ってくるだけ。
こうなったら、怖いけど調べるしかないってことで、3人は夜の家の探検に出発するが…!? 大人気、龍三郎シリーズ!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60016795